以前に紹介したNBAのトレンドはインサイド主体からアウトサイドに、そして3Pが主体にという記事を紹介しました
シーズン1000本を追う
またそのトレンドすらも超越したプレイを見せているステフィンカリーの驚愕のプレイを数字から解説した記事も紹介しました
ステフィンカリーがNBAのトレンドを超越したプレイを見せている!!
この2つの記事からも読み取れるように近年のNBAはインサイドというよりもアウトサイドが重要となってきており、そして少し離れたところから2点シュートを狙うくらいであれば3Pを選択するという形に変化してきています
そのようなシュート力というのが大事になってきているNBAですが、その指標のひとつである3Pシュート確率が年々悪くなってきているという記事を発見しましたので紹介します♪
Nearly 30% of all shots in the NBA now come from behind the 3-point line | Business Insider
Nearly 30% of all shots in the NBA now come from behind the 3-point line
NBAは現在変革の中にいる状態で、この変革に終わりは見えません
今シーズンのNBAのシュートは28.2%が3Pとなっています
理論的には、長距離の2P(3P近辺やボックスの外など)のシュートを選択するよりも、3Pシュートを選択したほうが確率的に得点を獲得できるという数字がでています
以下のチャートを見てください
試合におけるシュートの割合が3ポイントの比率が30%に増え、2ポイントの比率が70%まで減っていることが確認できます
しかし、得点におけるシュート数は10年間ほとんど変化がありません
青色 2P確率 黄土色 3P確率 赤色 1点におけるシュート数 |
- 3ポイントシュート確率の低下
- 2ポイントシュート確率の上昇
より多くのプレイヤーが3ポイントシュートを打てるようになってきている昨今では、エリートシューターのシュートは距離が長くなってきている
そして、NBA全体でも3ポイントシュートへのディフェンスが厳しくなってきている
3ポイントシュート確率は微減し昨年は37%となり、これは2008-09シーズンの35%に近づいてきている
また2ポイントシュートのセレクションはあまりよくないという認識が広まり、3ポイントシュートを警戒するあまりゴール下へのスペースが広がるという状態になっている
その結果、2ポイントシュートの確率は46%から49%へと上昇している
この変革が終わる先は不明確です
ルールに変更がないと仮定し(特に3Pラインの延長など)、最終的にはチームにとってより良い2ポイントシュートと3ポイントシュートの比率を見つけるだろう
それまではチームの得点効率が落ちるまで、各チーム3Pシュートの試投数が年々増え続けると考えられる
エリートシューターはより遠くからシュートを打ち、並の選手も試投数を増やしたために全体で見ると3Pの確率が落ちているというお話しでした
ただそれでも得点効率が落ちていないので、今後もこのトレンドは続きそうですね!
まあ、昔のPFはあまり3Pを選択する選手は少なかったですが、ここ数年のNBAではPFがアウトサイドに展開し、シュートを打つということを考えたらなっとくの結果ですかね
昔のようにインサイドを制してという時代は終わり、今はいかにアウトサイドを制するかが大事なんですね♪
以上、「NBAの3Pシュート確率は年々悪くなってきている!?」でした♪
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